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心に描かれる言葉や風景、日々の想いを綴ります。
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マロン緊急手術

こんにちは。

11月27日(月)のおやすみの日のお話…ですが、
前週20日(月)のおやすみの日のお話から続きます。


■11月20日(月)10時40分・17時通院

この日はおやすみでマロンの通院、
10時40分に爪切り&肛門腺処置の予約をしていました。

昨年末に甲斐市から北杜市に引っ越しましたが、
病院は元の甲斐市の病院を訪れています。

片道1時間弱かかりますが、
マロンが先生が大好きなのと、私たちも信頼している先生なので、
出来る限りこちらの病院に通うことにしています。

マロンが我が家の家族になったとき、違う病院を訪れていました。
仔犬の頃ならではの通院、それ以外にもマロンは両耳の被毛が抜けてしまい、
前側は縁の被毛はなく、後側は上半分の被毛がない状態でした。

その際に、このシャンプーを使うといい、この薬を一生飲み続ければいい、
そんな診断をされていました。

さらにその頃に避妊手術のことも考えていて、そのことを相談すると、
高額な手術費用と長い入院日数を提示されました。

何となく心配、不信な気持ちも持つようになり、
お耳のことを診察してもらいつつ、避妊手術のことを相談するために、
セカンドオピニオンを探すことにしました。

いろいろな病院を自分たちで調べたり、
お散歩時に出会ったわんこの飼い主さんにお話を伺いました。

最初に訪れたセカンドオピニオン病院では、
マロンのお耳の診断はサプリメントを飲み続けるようにということでした。
また先生の応対に対して少し気になるところがありました。

次に訪れた病院では、マロンのお耳の診断は内服薬でも外用薬でもなく、
とあるものを使った日常のお耳のお手入れでした。
しばらくしてのことですが、お耳の被毛は前後ろ側とも綺麗に伸びてきました。

また避妊手術の相談内容も納得いくもので、
手術費用はもちろん、入院日数もわんこたちに応じて、
術後の経過がよかったり、お家や家族と過ごす方がいいと判断すれば、
早めに帰宅させるとのことでした。

また先生の診断は冷静で説明もしっかりしてくださり、
応対に対してとても信頼感を持ち、これからはこの病院にお世話になろうと、
その後のお耳の通院や避妊手術、今に至るまでお世話になっています。

余談にはなりますが、ご夫婦で獣医師であるこちらの病院ですが、
マロンが避妊手術の頃に、奥さまは出産・育児休暇に入るとのことでした。
全身麻酔などをする手術の場合にはふたりで立ち会うようにしていて、
ほかの病院の先生に立ち会いをお願いすることになっていました。
通常、午前・午後の診察時間の間、12時から16時の間に手術を行い、
マロンのときもそのような予定でしたが、ほかの病院の先生に緊急手術が入り、
急遽夜に手術することになりました。

その日は2010年2月15日(月)、マロン1歳4か月のとき、
18時30分頃に病院を訪れ、マロンを預けてきました。
手術は1時間ほどとのこと、終わり次第連絡をくださるとのことでした。
先生は午後の19時までの診察を終えて、20時頃に手術が始まり、
21時30分頃に無事手術が終わったとの連絡をくださいました。
そしてすでに麻酔から覚めていて、鳴いて?泣いて?いるので、
術後の経過がよければ明日午前中にお迎えでもいいとのことでした。

翌日夫は仕事なのでひとりで歩いてお迎えに行きました。
先生は術後の経過がもよく、真夜中に診に行ったときはしっぽを振っていて、
今朝のご飯もしっかり食べましたとのこと、
手術、そして病院というお家でない場所で精神的に食べれないなど、
いろいろな症状が出てしまうコがいるとのことでしたが、
マロンを連れてきてくださり、私に会うとマロンは興奮して激しく動き、
傷の痛みかキャン!と鳴き、そのあとは安静にしながら帰宅の途に着きました。

「続 暮らしの中のアトリエ」の前のブログ、
「暮らしの中のアトリエ」より、マロンの避妊手術についての投稿


マロンと私たちと先生の出会いについて長くなってしまいましたが、
この日は信玄堤公園でのお散歩を終えて、
普通に予約通りの爪切り&肛門腺処置のつもりで病院を訪れましたが、
急な展開になってしまいました。

前週か前々週の終わりに、お散歩から帰宅して足を洗って拭いているときか、
マロンにマッサージをしているときか、ふと「これ何だろう?」と
思うことがありました。
その日仕事から帰宅した夫に相談すると、
ちょうど爪切り&肛門腺処置の時期なので、それも診てもらおうという話に
なりました。

その日は月曜日、そして急に寒くなり始めたということもあり、
体調を崩したコが多く診断に訪れていて、診察まで少し待ちました。
そして院長のダンナさまでなく、同じく獣医師の奥さまと獣看護師の方が
爪切り&肛門腺処置をしてくださいました。
そして奥さまに先日見つけた気になることを診察・検査してもらいました。

病院をあとにして信玄堤公園をお散歩しているお昼過ぎに病院から
検査結果の連絡があり、午後の診察も予約でいっぱいでしたが、
合間に入れていただけることになり、夕方再度通院、
院長の診察に訪れることになりました。

さらに夕方に連絡があり、車の渋滞で予約時間に遅れる方が多いので
近くにいるようでしたらすぐにでも診察出来るとのこと、
すでに近くまで来ていたのですぐに病院を訪れました。

そして院長の診察…
来週の月曜日の術前検査、それまでの間は術前投薬、
そして翌日火曜日手術することになりました…

*20日(月)夜から27日(月)夜まで7日間分、朝晩術前投薬
(27日(月)術前検査のため絶食・絶水、朝投薬なし)


■11月21日(火)お散歩おやすみ


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マロンとピグレットとお昼寝


■11月22日(水)お散歩おやすみ

■11月23日(木)お散歩60分

■11月24日(金)お散歩50分/雪が舞って

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スヤスヤお昼寝


■11月25日(土)お散歩65分

■11月26日(日)お散歩65分

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マロンと池に映る木々とクルミの殻と


■11月27日(月)信玄堤公園お散歩15分/9時・16時50分通院

この日は前日0時までに食事を終えて、当日7時までにお水を終えて、
術前検査終了まで絶食絶水です。

通院前に信玄堤公園を15分ほどお散歩しました。


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マロン、朝早くて寒くない?

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日が高くなり始めて

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桜並木の影

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釜無川と山々


信玄堤公園をあとにして、病院を訪れ、マロンを預けました。

明日以降の予定を聞いて、マロンと一緒に訪れたかったのですが、
もし急な変更で行けなくなるとと思い、検査終了のお迎えまでの間に、
夫とふたりで武田神社を訪れ、参拝と絵馬を奉納、
山梨護国神社を訪れ、参拝とペットお守りをいただきました。


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武田神社

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紅葉とお堀と

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武田神社手水舎

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武田神社本殿

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山梨護国神社

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本殿へ

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山梨護国神社本殿


気持ちを落ち着かせようといつものおやすみのように過ごそうとしても、
いつも一緒にいるマロンがいない。

いつもなら一緒にお散歩してるのに、
車でお留守番をしてもらっていたら車に戻ったらいるはずなのに、
マロンがいないおやすみはとても寂しいです。

この一週間、マロンの病気のことを調べたり、
マロンはどうなってしまうのだろうと不安や心配、吐き気や哀しみに襲われながら、
今までマロンと過ごした日々や出来事を次々と思い出しては、
これからも続いていくことと思い、願いました。

参拝を終えて夕方のお迎えまで、甲府周辺でお買いものやランチを済ませて、
夕方はカフェで静かに過ごしました。


■11月28日(火)甲斐市役所お散歩15分/10時・17時40分通院

この日も前日0時までに食事を終えて、当日7時までにお水を終えて、
手術当日なので一日絶食絶水です。

通院前に甲斐市役所内竜王北部公園を15分ほどお散歩しました。

甲斐市役所内竜王北部公園をあとにして、病院を訪れ、マロンを預けました。
前日同様、甲府周辺でお買いものやランチを済ませて、
夕方はカフェで静かに過ごしました。


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Fluunt KOFU

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今日はお天気がよくて暖かいから
マロンがいるようにテイクアウトして舞鶴城公園でランチ

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昨日も今日もお天気がよくて
本当ならマロンと一緒にお散歩してるはずなのに


甲府駅近くにいるとき、14時30分頃に先生から連絡があり、
13時頃に開始した手術が無事終わりましたとのこと、
術後の経過次第で、今日は入院か、お家に帰れるか、
夕方の通院時に判断するとのことでした。

少しだけホッとしたような、まだまだこれからという気持ちと複雑でしたが、
でも無事手術が終わってよかった、早くマロンに会いたい気持ちでいっぱいでした。

夕方の通院までカフェで落ち着くように過ごしつつ、
マロンの話をしました。


マロン緊急手術_a0291132_13215506.jpeg
寺崎COFFEE

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2階へ

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よかった、少しだけ安心して

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温かいカフェラテで落ち着かせて

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夫は濃いめのアイスコーヒーを


夕方の通院で手術の内容と術後の経過を話してもらいました。
混雑していて予約時間がかなりおしていましたが、
病院を訪れるなり、奥からクゥンクゥンとずっと鳴き声、泣き声が…
確かにマロンの声でした。痛いのかな、苦しいのかな、心配が止まりませんでした。
マロンはどんな姿なんだろう、今夜は入院なのか、連れて帰れるのか、
とにかくマロンに会いたいという気持ちでいっぱいでした。

1時間弱の時間が過ぎて診察室に呼ばれて、先生から説明を受けました。
PCの画面で手術の様子や摘出されたマロンの身体の一部を見せてもらったときは、
確かにマロンの身体の一部だと思われるものを目にして震えて涙が出ました。

そして先生がマロンを連れて来てくださると、
興奮したマロン、元気なマロンがそこにいました。
さっき外した点滴の包帯を取ろうとしましたが、マロンが動いてしまい、
また出血してしまったので、再度包帯をして、
私たちが帰宅後に取ることになりました。

夫とふたり、横たわるマロンも想像していましたが、わんこはすごい、
マロンはすごいと思いました。
痛み止めも投与されていて、そのあとの10日間の痛み止めなどの投薬で、
痛みは感じていないのかな?それならそうでいいのかも知れないと思いました。

帰宅の途に着いてからの1時間もずっとクゥンクゥンと鳴き続け、
ふと眠ったと思ったら起きてまたクゥンクゥン…
病院をあとにして、私たちに会えて安心したのかと思っていましたが、
クゥンクゥンは止まりませんでした。
そして自宅に帰ってもクゥンクゥン…
え、もしかして…もちろん手術だったり、私たちと離れたりというのもありますが、
何と「ご飯が食べたい。」という仕草、でも手術当日は絶食絶水、
マロン、明日まで待ってねと言い聞かせて眠りにつきました。


■11月29日(水)9時30分通院

この日は夫が午前中お仕事をおやすみして通院しました。
傷口の確認と包帯交換です。


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マロン、ゆっくりやすんでね

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夫が帰宅
家族一緒を大切にするマロン


*29日(水)朝から12月8日(金)まで10日間分、朝晩術後投薬


■11月30日(木)

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痛々しいマロン
でもお家の中ではいつものように過ごして


■12月1日(金)

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マロン、ポカポカしてね

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月が綺麗な夜


■12月2日(土)10時10分通院

この日も夫が午前中お仕事をおやすみして通院しました。
傷口の確認と包帯交換です。


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帰宅すると術後服、エリザベスウェアが届いていて

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マロン、エリザベスウェアはどう?


■12月3日(日)


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マロン、ポカポカお昼寝


■12月4日(月)

この日は普段のおやすみ、北杜市白州町を訪れ、
道の駅はくしゅうでお買いもの、七賢でお水を汲んで、
帰宅してからは、それまでの日々マロンの側にずっといましたが、
久しぶりに夫とともに3時間ほどお庭DIYをしました。


■12月5日(火)


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マロン、安静にね


■12月6日(水)


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マロンと光と影と

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マロンと影と

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この日姉から届いた荷物の中に
姉の手編みのワンピースが

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この日いただいたスワッグ


■12月7日(木)9時40分通院


この日も夫が午前中お仕事をおやすみして通院しました。
傷口の確認です。


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マロン、お疲れさま


■12月8日(金)


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マロン、調子はどう?

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この日は夕方から雪になって

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うっすら一面真っ白に



■12月9日(土)


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マロン、ソックスどう?


■12月10日(日)


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マロンとクリスマススワッグと

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おすましマロン

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ポーッとマロン

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ネムネムマロン

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おやすみなさい


マロンの病気発見から今日で3週間が経ち、また来週通院です。

お散歩は11月27日(月)・28日(火)の各15分ほどの短い朝のお散歩以来、
ずっとおやすみ、ドクターストップです。

これからは運動制限も、続けて吠えることがないようにとも言われています。
元気なマロンをストレスなく、身体に負担なく、
今までのような感覚でどう過ごしていけるか、
マロンの身体と心を一番に考え、家族みんなのことを考え、
これからの私たち小さな家族の過ごし方を考えていきたいと思います。

今回は12月2日(土)の東京・実家行きを延期しました。
12月はいろいろと用事があり東京に行く月でもあり、
12月3日(日)・4日(月)と北海道・室蘭から友人夫妻が東京に来るので、
ほかの友人も合わせて6年ぶりに再会予定でしたが実現出来ませんでした。

それでもずっとマロンのそばで様子を診て、見て、いられたことは、
マロンにとっても私にとっても、夫にとってもよかったと思います。

マロンの術後は私はマロンの心配のストレスと疲れからか、
自分の入院・手術、そして退院後に長期間悩まされたたくさんの口内炎、
今回のマロンのことでも2、3個ですが出来てしまいましたが、
その大きさからか、出来た箇所からか、今までにない痛みが1週間ほど続きました。

それにしても私は同じように午後に手術、
当日夜は夜勤の看護師の方が1時間毎に様子を診てくださり、
術後丸一日以上自力では動けませんでしたが、
マロンは術後、麻酔から覚めて数時間後には自分の足で歩くことが出来ました。
動物の本能、生きる力はすごいと感じました。

2008年10月15日山梨生まれのマロン、
2009年1月頃に出会い、3月2日に我が家の家族になり、現在9歳2か月。

私たち人間よりも5、6倍早く時間が過ぎていくわんこたち、
人間の3歳くらいの知能を持ち、心はずっと子供のような可愛らしいまま、
その愛らしさ、愛おしさ、わんこが、マロンが大好きです。

子供の頃から動物が好きで、猫、うさぎ、セキセイインコ、
ヘキ鳥、キンパラ、金魚など様々な動物とともにしました。

子供の頃は私がインコ係、姉がうさぎ係など役割分担もありましたが、
まだまだ自分にこともままならない子供時代、
母にセキセイインコの飲み水は毎日替えるように、
かごの下に敷いた紙は汚れてきたら替えるようになど、
いろいろと教えてもらいましたが、きちんと出来ずに、
母がすることも多かったと思います。

それでも動物たちをお世話するいろいろなことから、
うさぎのご飯を父と近くの空き地にたんぽぽを取りに行ったり、
母とお買いもののついでに、八百屋さんでキャベツなどの外側の葉を
もらったり、そのようなことを通して、動物たちを育てること、
大切にすることを学んで、大人になって出来るようになった気がします。

学校帰りに野良猫を見つけては、着いて来るようにして、
母に「着いてきちゃった。」と言って我が家に迎えたり、
学校でうさぎがたくさん生まれて自宅で飼える人に渡すと言われれば、
母に「学校でうさぎがたくさん生まれて、飼える人に渡してくれるんだって。」
と言って我が家に迎えたりしました。

いけないことですが、当時は猫は我が家の周りに放し飼い状態、
両親ともに、特に父は猫を家の中で飼うのは嫌だったような気がします。
また私がアレルギー体質だというのもあるかも知れません。
それでも父が先に2階で就寝すると、母とこっそり猫の足を拭いて、
家の中で遊んだりしていました。

最近、お風呂に入っているとミャーミャー声がしない?という話から探して見ると、
飼っていた猫が、家の裏で仔猫を産んでいて、母猫と仔猫3匹の家族に。
迷いうさぎを見つけて、父のお手製のうさぎ小屋で我が家のうさぎと一緒に保護、
飼い主さんが見つかり、しばらくしたのち仔うさぎ3匹が生まれて。
最初にうさぎは父の実家から迎えたので、仔うさぎは父の実家に帰るときに
一緒に連れて行って、広い場所でのんびりゆったり暮らしてもらいました。

犬については縁がありませんでしたが、ずっと気になる存在でした。
学校帰りに吠えられたりして怖い思いもありましたが、
わんこを家族に持つお友達の家に遊びに行って、触らせてもらったり、
お散歩させてもらったりしました。

その当時から、まだ少し怖いというのと、自分がアレルギー体質というのと、
それを考えてなのか、毛の短い小さな犬が飼いたい、
今でいうとスムースチワワのようなわんこを想像していたと思います。
そして何より一緒にお散歩したいと思っていました。

私が山梨に来たのは2008年9月25日、
東京からそれほど離れていない場所ですが、仕事も退職して、
大勢の方々と関わることがなくなり、反面時間に余裕が出来たり。
そして東京を離れた寂しさ、その反面山梨に来た楽しみもあり、
また動物を家族に迎えたい、まずは鳥かな?とペットショップを訪れました。

2009年1月頃だったと思いますが、鳥を見つつ、犬や猫を見ていると、
目を奪われるほどかわいい仔犬を見つけました。それがマロンでした。
チワワ、そして初めて耳にするミニチュア・ピンシャーとのmix犬、
優しい茶色の被毛をしていて、「あ、マロン。」とすでに呼んでいました。

当時3か月ちょっとのマロン、
小さなスペースにつまらなさそうに眠っていたり、
おもちゃで遊んだりしていました。
最初はそんな気持ちがなかったからとそのまま帰りましたが、
マロンのことが忘れられませんでした。

2回目に訪れたときは、小さなケージからマロンを出してもらい、
触らせてもらい、抱っこさせてもらおうと思いました。
店員の方が連れて来ると、それまで大人しそうに眠っていたのに
何だかすごい元気いっぱい。
夫が抱っこさせてもらうと、昔のとあるホテルのCMのように、
夫の腕の中で生きのいいお魚がバチャバチャ騒いでいるような感じで、
夫のあご髭をブチブチ噛んでいて、私はビックリしてほとんど触れませんでした。
それでも今までたくさん触れていた猫やうさぎの被毛より少し固いと
思ったりしました。

3回目に訪れたときは、私も抱っこすることが出来ましたが、
やはり生きのいいお魚状態、
その当時、私はおだんごヘアだったので、
夫のあご髭のようにブチブチ噛まれませんでしたが、
我が家の家族になってから髪を下ろしているとブチブチ噛まれました。
そんなマロンがもおかしくて、かわいくて、
マロンは忘れられない存在になっていました。

それでも命を預かるということもあり、
夫は子供の頃に実家で犬を飼っていましたが、私は初めて、
ちょうどそのあと北海道を訪れる予定があり、
帰宅後、マロンを家族に迎えよう、迎えたいと決心しました。

マロンはまだいるかなとすごい不安になりましたが、
4か月半のマロンは私たちを待っていてくれました。

初めて出会ったときからずっと可愛らしさが増していき、
通じ合えることがたくさん増えていき、
マロンは夫と私、そしてマロンという小さな家族の確かな一員となりました。

そして思い起こせば、子供の頃に犬がまだ少し怖いかったり、
アレルギー体質の私にでも飼えるのかなという、毛が短くて小さな犬、
まさにマロン、そのものでした。

私のアレルギー体質は子供の頃からで、クレヨンでかぶれたり、
動物と接してくしゃみが出たり、目が赤くなったりなどしました。

山梨に来て、2回目の秋、2009年の秋には軽い呼吸困難を起こして、
呼吸器科から耳鼻科へ辿り着き、副鼻腔炎と診断されました。
アレルギー体質の上に、鼻中隔の湾曲があり、余計にトラブルが起こりやすく、
数項目のアレルギー診断では、アレルギー体質は中の上、
5段階のうち、花粉が一番強く1段階、犬とカビが3段階、
ハウスダストが5段階と立派なアレルギー体質とあらためて診断されました。

私が山梨に来て9年3か月、マロンを我が家の家族に迎えて8年9か月、
基本的に週6日仕事に出掛ける夫以上に、マロンと一緒に過ごす時間は多く、
家族であり、友達であり、妹であり、娘であり、最高のパートナーです。

何かのアレルゲンで起こる身体のアレルギーより、
マロンがいないことて起こる心のアレルギーの方が強く、
もちろん、きちんと気をつける部分もありますが、
マロンがいることが一番の幸せです。

仔犬に頃は東京・実家にもよく連れて行くくらい一緒にいました。
ひとりと1わんの東京・実家の移動手段は高速バスだったり、特急だったり、
でもだんだん大きくなり、車内のガサガサ袋を開ける音に、
自分のおやつと思い、おやつが欲しいと「クゥン。」とか「わん!」と
鳴くようになり、電車では指定席を取ってもほとんど連結部分にいたり、
私自身、乗り物酔いがあり、またマロンが少しずつお留守番が出来るようになり、
私がひとり東京・実家に行くときには、夫のおやすみと重ねたり、
おやすみを取ってもらったり、半休してもらって、
家族一緒が大好きなマロンのひとりでのお留守番時間が長くならないように
しています。

今までもこれからもマロンとの時間、家族との時間を
大切に過ごしていきたいと思います。

最後に検査や手術、投薬、そして大好きなお散歩を何か感じていて、
我慢してくれているマロンに、お疲れさまとありがとうを。

マロンのためにおやすみを取ってくれたり、
午前中おやすみを取って、自宅のある北杜市から病院のある甲斐市へ、
そしてまた自宅のある北杜市へ送り届けてくれてから
勤務先である実家の南アルプス市へ、そしてまた自宅のある北杜市へ帰宅してと、
マロン、家族のためにがんばってくれている夫に感謝しています。

そして直接マロンのことを話すことが出来て心配してくれた、
母と姉、そして6年ぶりの再会は出来なかった友人、
そのほかのみなさまに感謝しています。

さらに私が発見したマロンの異変を最初に診察してくれて、
院長のダンナさまに早急にと引き継いでくれた獣医師の奥さま、
そして執刀医してくれた獣医師のダンナさまに感謝しています。

心の中をいろいろなものが巡って、書ききれたような、そうでないような、
まとまりがない部分もあるかと思いますが、
長文も含めて読んでくださり、ありがとうございます。







by marron_m_1015 | 2017-12-10 17:27 | 家族